野苺と蛍

 例年6月になると、市内某所に野苺*1ナワシロイチゴ)の出来をチェックしに行く。今年は昨日ようやく確認に行き、幸い豊作*2で大量に収穫できた*3のがとても嬉しかったが、例年に比べ実の付きが半月は遅れていた。今年は例年より雨が多かったのとそれに伴う日照不足などが原因だろうか。他にもこの時期には終わってるはずの野薔薇がまだ咲いていたりと、季節の流れがなんだかおかしいような気がする。
 そして同じく昨日の夜、市内某所に蛍を見に行く。実は先日一度見に行ったのだが、昨年は大変な数のいたはずの場所でなぜか1匹も確認できず、焦りつつも色々調べると、なんと市内で蛍を観光資源にしている場所を発見*4、行ってみることにしたのだった。
 そこは地域住民の方が(蛍の保護まではしないまでも)ある程度環境を整備して下さり、遠方からの鑑賞者のための駐車場・公衆トイレなどが設けられていた。この場所ではゲンジボタルヘイケボタルの両方を鑑賞できるとのことだが、昨日の時点ではヘイケボタルはともかく、ゲンジボタルのピークは過ぎたとのことで数が少なく残念だった。地元のボランティアの方曰く「ピーク時には蛍の乱舞が見られる」とのことらしいので、是非来年はあと半月は早く鑑賞に行こうと心から思った。

*1:厳密に言えば木苺らしい

*2:次の豊作は再来年辺りだろう

*3:実は食用可だが生食には向かない味(かなり酸味がきつい)なので、ジャムにする予定

*4:意外と地元民とは「自分が住む土地の観光案内」は見ないもので、今回調べてその存在を初めて知った次第