シュガーフランス

 隣市の、工業地帯に隣接する下町系住宅街の一角にできたパン屋。以前前を通って「こんなところにパン屋が開店するなんて」と気になっていたので行ってみた。事前に大まかな住所を元にネットで調べたら、「シュガーフランスが美味しかった」との感想を見つけたので購入。
 小ぶりなフランスパンの側面と上面に食べやすくするために切込みを入れてあり、ホイップした有塩バターにグラニュー糖を混ぜたシュガーバターが挟んである。
 帰宅を待ちきれず早速食べてみると、決して突出した味はないがバランスがよく、ホイップされたバターは重さを感じさせず、素朴に美味しかった。でも時間を置くとバターやパンが乾燥して固くなり、そのうえ脂分の重さを感じ、正直食べるのに疲れる味に。
 よくよく調べてみると、以前その住宅街にケーキとパンを扱う店があり、その店で働いていた地元の人が店の業態変更(一度閉店の後、ケーキ専門店として店名も変更し再開店)を機に独立して始めた店らしい。シュガーフランスは以前の店の名物メニューで、どうやらそれを引き継いだよう。