掃除用具の転用

 まず最初に書いておかないといけないのは、自分は本来捨てるのがとても苦手な性分ということ。特に「使えるmonoを捨てるのは許し難い*1」と考える節があって、結果捨てたいと思いつつも使えるから捨てられないというmono達が、いろんなところにいろんな形でひっそり居座ってたりする。以下はそんな中での出来事と考えて貰いたい。 
 数年前から使っていた簡易モップ*2が、ヘッドのクッション部分のウレタンが劣化して端から崩れてしまうほどになった。自分は以前からこのモップの色合い(ベージュ)があまり好きになれずにいたので、壊れたこの際にいっそ撤去し、

  • 黒い柄のぞうきんモップ*3(元々ぞうきん用なので、ヘッド部がやや大きいうえクッションに乏しく、フローリング用ドライシートは正直使いづらい)
  • 白の簡易モップ*4(こちらは逆にヘッド部がかなり小さく、しかもクッションも良くないのでこれまた使いづらい)

…いわゆる「自分の趣味とデザイン優先」で上記の2本に絞ろう、と密かに考えていたのだが、諸事情によりどうしてもそうもいかず、やむなく新規購入することに。
 でも実際使ってみるとさすが元祖、以前良くなかった部分も改良されヘッド部のクッションも良いしと、やはり使いやすさには一日の長がある。仕方がないので「掃除用具なのだから、使ったその都度きちんと片付けることで対応」と割り切るとして、後の2本(壊れて使えないmonoを残しておく理由はないので無視)をどうするか。値段的にも考えて処分するなら白の方。でも個人的には気に入っているし、どこかでうまく使えないだろうか…と考えた末にひらめいた。
 「いっそサニタリー専用で使えばいいのでは?」
 さっそくトイレに持ち込みトイレ用掃除シートを広げてヘッド部に取り付けてみる。ヘッドの小ささが幸いしてむしろシートがやや大きいくらいだ。早速床掃除を試してみると、掃除しにくいと感じていた箇所がこれを使うと楽々できることを知った。ありがたいことこのうえない。もうちょっと柄が短くなればもっと楽だろうが、そこは目を瞑ることにして転用決定*5

*1:例えるなら、割れてしまった皿は「皿としての用をなさない」のであっさり捨てられるが、ちょっと欠けた程度だと「まだ皿として使える」ので捨てられない、という考え。この考え方をしていると大抵のmonoは捨てられなくなる

*2:世間的には「クイックル○イパー」と呼ばれている

*3:「たったままぞ○きんがけ」東急ハ○ズで購入。黒い樹脂と一本なりのアルミパイプで出来ていて、とてもスッキリしたデザイン

*4:「キャン○ゥ」のオリジナル商品。これが105円の癖してジョイント部なし、しかも長さ調節可能の粋なヤツ。作りが甘いのは仕方ないが、かなりいい仕事してます。

*5:実は床掃除のためにトイレ用ミニ簡易モップの購入も考えていたが、今回の件でその必要がなくなったのも大変ありがたい